本日記_イニシエーション・ラブ
『イニシエーション・ラブ』。
中学生の頃、映画を見に行ったことがあります。
今回は好きな人が読んだと聞いて読んでみました。
状況描写が緻密で(映画を観ていたので想像しやすいというのもあるかも)、昔のことを思い出しました。
彼はこの本を読んで「付き合うってことはできない」と感じたらしいです。
確かに、付き合うって本とーーーーーーーうに面倒くさいですよね。
気持ちに振り回されて、理性ではどうにもできないことをしてしまって。
どうしようもなくて。
相手の気持ちも、自分の気持ちも。
涙が止まらないのは、それだけ好きだったからなんでしょうね。
本気で未来を見ていたから。
だから悲しくて。
でも、
少し
ほっとしてる自分もいるんですよね。
付き合えないって
気持ちが離れたんだって言われたら心底納得できるから。
ようやく離れられるって思えてしまいました。
だからか、なんだかイニシエーション・ラブも、苦しくも納得できる内容だったというか。
人間って思ったよりも理性的じゃない行動ばかりとってしまうんですよね。
しかも、びっくりするくらい口約束って軽いですよね。
しょうがないですよね。