濡れたこひつじ

なんてことのない大学生の日常

2022-01-01から1年間の記事一覧

本日記_サラバ!

『サラバ!』。 信じる。 自分の信じるものを自分で見つける。 そのために、歩き続ける。 すごい本だった 揺らいでいる自分。生きている自分。どうしていったらよいのかわからない自分。 その自分に、確実に寄り添う本。

本日記_イニシエーション・ラブ

『イニシエーション・ラブ』。 中学生の頃、映画を見に行ったことがあります。 今回は好きな人が読んだと聞いて読んでみました。 状況描写が緻密で(映画を観ていたので想像しやすいというのもあるかも)、昔のことを思い出しました。 彼はこの本を読んで「…

本日記_火花

どうも、ぬれこじです。 今回は、又吉直樹さんで『火花』。 芥川賞受賞作品です。 太宰治作品が好きな私は、この作品から「太宰リスペクト」を多分に感じ取りました。 会話描写が多く、会話描写でほとんどが構成されているという感じです。 現実と夢を追うこ…

久しぶりの

どうも、ぬれこじです。 最近、一人で生き、それはとても辛いということととても豊かであるということの両方の側面を持っていると感じている私です。 一人でいると、全てが自分の人生です。 自分で何をするか決めて行動をして、朝起きてご飯を食べて本を読ん…

じぶんらしく

じぶんらしくあるために、面白くないところで笑わない。 悲しくないところで悲しまない。 話したくないときに話さない。

人生迷走

どうも、ぬれこじです。 毎度のタイトルすぎてびっくりですが、今回も人生迷走しています。 留学を検討し始めました。 海外に行ってみたい。 でも就職もしたい。 上手く制度を利用して、就活もしつつ留学して、あるいはインターンシップのための留学をしても…

本日記_そして、バトンは渡された

お久しぶりです、ぬれこじです。 今日は今まで読み貯めていた分を一気に書いていこうと思います。 まずは瀬尾まいこさんで『そして、バトンは渡された』。 複雑な家庭環境で育つ女性を描いた感動作です。 瀬尾さんの作品はどれも「形に囚われない」というこ…

どうなりたいのか

広い家で、ゆっくり毎日を過ごしたい。 愛する人と暮らしたい。 健康的な暮らしがしたい。 ある程度都会に住みたい。 日本の中心というか、先端にいると感じたい。

本を読めなくなる時

本を読めなくなる時というのは、どんなに自分では普通でいるつもりでも、身体や心が限界を迎えている時なのだと思います。 昨日は全てが限界で、朝起きても何もすることが出来ませんでした。 それで1日中布団の上で寝続けながら、今後の人生どうしたら良いん…

本日記_黒牢城

どうも、ぬれこじです。 今日は米澤穂信さんで『黒牢城』。 ずーーーーーーーっと気になっていた直木賞受賞作です。本屋で何度手に取り、文庫化まで待つぞ…と自分に言い聞かせてきたことか。しかし待てないのが人間、帰省のお供に、と久しぶりに本屋で購入し…

本日記_月の満ち欠け

どうも、ぬれこじです。 今回は佐藤正午さんの『月の満ち欠け』を読みました。 壮大な愛のお話です。 直木賞受賞作ということで手に取り、あらすじを知らないまま読み始めました。 いくつかの時間軸が交互に登場し、いったりきたり、あれ、この人は何の人だ…

アップデートする人生

どうも、ぬれこじです。 豊かさについて書きます。 私が最近考える豊かさとは、「他者と関わって感情を揺り動かされること」だと思います。 感情の動きは怒りでも悲しみでも良いと思います。なんてことない平凡な日常に波が起こり自分がかき乱されること、そ…

本日記_おらおらでひとりいぐも

どうも、ぬれこじです。 今日は若竹千佐子さんで、『おらおらでひとりいぐも』を読みました。 実は今ちょうど読んでいる最中なのですが、深い感動を覚えたので途中でパソコンを開いてしまいました。 印象に残った文章、少し長いのですが引用します。 愛だの…

本日記_インシテミル

どうも、ぬれこじです。 今回も米澤穂信さんで『インシテミル』です。 前回『氷菓』を読み、米澤ワールドに吸い込まれてしまった私は書店で「よ」の棚を熱心に探し今回はこちらをセレクトしました。 『氷菓』や『満願』と違って、圧倒的にミステリの世界。 …

本日記_氷菓

どうも、ぬれこじです。 本日の本日記は米澤穂信『氷菓』。 人気「古典部シリーズ」の一作目ということで、おすすめされて読みました。 今日は米澤穂信さんの『氷菓』を読んでいます。 米澤さんの『満願』を読み、その仕掛けの面白さ、人間味のにじませ方に…

本日記_卵の緒

どうも、ぬれこじです。 今月一発目は瀬尾まいこさんの『卵の緒』を読みました。 多様な家族の形を描いた2話が収録されています。 瀬尾まいこさんの『天国はまだ遠く』という本を以前読んで、当時自殺を考えるほど精神的に参っていたのですが大変救われたの…