本日記_そして、バトンは渡された
お久しぶりです、ぬれこじです。
今日は今まで読み貯めていた分を一気に書いていこうと思います。
まずは瀬尾まいこさんで『そして、バトンは渡された』。
複雑な家庭環境で育つ女性を描いた感動作です。
瀬尾さんの作品はどれも「形に囚われない」ということがテーマとして強く打ち出されているので、読んでいると自分の抱えている「形による悩み」がとてもちっぽけなことのように思えてきます。
私はよくTwitterやInstagramを見るのですが、そこはいくらでも情報が飛び交っている場ということもあり、有名になりたい発信者の方が目立つ言葉で「これが正解!!」というようなことを発信しています。
そういう「正解」って時に自分を縛ってしまうんじゃないかと思います。
「こうでなければいけない」とか「こうでないから幸せでない」なんてこと、実はこの世にないんじゃないかと、瀬尾さんの本を読むと思えるのです。
自分の周りにいる人を大切に思う気持ち。
これがあれば世界はもっともっと優しくなれると感じさせられる本でした。
映画を観てみたくなった!